ついに、尖閣諸島魚釣島に上陸を果たした日本の海上保安庁特殊警備隊に対し、中国は空母艦隊と潜水艦群を出撃させる。一方の日本も、海上自衛隊『いずも』艦隊を繰り出し、尖閣水域では一触即発のにらみ合いが続いていた。ともに政治的な判断から膠着に陥った日中両国であったが、その緊張状態を、中国の晋級原潜の放った数発のミサイルが破ることとなる。
国際社会は核戦争への発展を避けるべく、日中両国に紛争水域の現存戦力のみでの決着を提案する。これにより、尖閣の狭い範囲では、空母艦隊決戦、新鋭機の空戦、海中の潜水艦戦など、海戦史上でも特筆されるべき戦いが始まるのであった。
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