ハズバンド・E・キンメルの戦死にともない、太平洋艦隊司令長官に宿敵チェスター・W・ニミッツが就任。二度目のハワイ空襲は「是が非でも阻止する必要がある!」と決意したニミッツ大将は、ドーリットル・B25爆撃隊を活用した奇抜な迎撃策で連合艦隊を翻弄、1942年4月にミッドウェイ近海で一大空母決戦が生起する。連合艦隊の作戦企図を見事に挫いてみせたニミッツは、オアフ島の早期復旧を成し遂げるが、ハワイを占領するという山口多聞の信念を撃ち砕くことまではできなかった。8月、巨大戦艦「大和」「武蔵」と空母12隻を擁する連合艦隊の大兵力が、ついにオアフ島へと迫ってゆくのであった──!
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