マーク・A・ミッチャーの戦死は、ついにニミッツを突き動かした。「もはやエセックス級空母では戦えない!」──アメリカ海軍もようやく空母の装甲化に乗り出すが、装甲空母の建造は一朝一夕にはいかない。宿敵・日本海軍は巨大空母「信濃」以下、重装甲空母7隻と装甲空母5隻を完成させて、もはや“装甲空母大国”として君臨していた。「ハワイが危ない!」──危機感を強めたニミッツは、マッカーサー軍のポートモレスビー陽動策に活路を見い出すが、はたして連合艦隊の眼をハワイからそらすことができるのか!?
昭和19年9月26日。装甲空母12隻を擁する大機動部隊がマーシャル諸島から出撃する‼
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